不思議な時代だなぁ
最近ツイキャスというものを始めた。
ライブで動画配信が簡単にできて今現在何人視聴されているのかもリアルタイムでわかるし、もちろんコメントをもらって受け答えすることもできる。
不思議なツールが大流行。(前からね)
ニコニコ生配信からツイキャス・youtube・Ustreamなどなど当たり前に配信ができる時代。
今までライブ配信は傍観しているだけだったけど、やってみると中々面白い。
1~2人、多い時は10人ぐらい閲覧してくれるのだけれど、それだけの人間が私に「無関心」ではない。それだけで楽しくなってしまう。
私なりに面白い配信しようと模索して結構失敗してる気がするけど、それはそれとしてまぁ仕方がない(苦笑)
人気なツイキャス配信者のところへ見に行くと、みんながみんな企画を練って配信しているわけではない。まったくもってその人の日常と雑談がそこにあるだけで、美人とかイケメンで話が上手いという訳じゃない。それでも閲覧は常に1000人いたりとかね。
今までの娯楽の形とはちょっと違う変な感覚だなぁと思う。作られた世界よりもよりリアルで生に近い物、知らない相手と友達のような錯覚さえあるライブ配信。現実版「トゥルーマンショー」の様だなと思う。その映画はリアルな人間模様をTVにするために生まれてからずっと映像を撮られ続け配信されていた男の話。周りはみんなエキストラだったけどね、男は知らずに育っていく映画。
リアルな人間模様。
人気配信をしている人は長時間何年もかけて配信を続けている。その中で色んな出来事が起きていて配信者と閲覧者の思い出を共有した仲になっている。だから一時一時の配信がダラダラしたものであっても全体的な時間の共有が楽しくなってくるのではないか。見逃すと思い出共有できなくなるので見逃せないんじゃないか…。
これは色々憶測ね。
不思議だなぁこの娯楽は。
友達(と言ってもそれもSNSで出会った人達)の配信とか聞きに行っても面白いもんなぁ。
多分配信が無かったら仲良くお喋りしないだろう人でも不思議と話せる。より人間のパーソナルに近い状態だからかもしれない。建前や作られた人間よりも素のままの人間を見せるという新しい娯楽。
「娯楽」という概念もよくわからなくなって来るね。でも娯楽なんじゃないかな。
そんなダラダラと配信してる人達もきっといろんな人の心の救いになっているんだろうね。
ピース☆世界よ平和であれ